春の盆栽3種
アオダモ
– 山の神のたいまつ –
– 山の神のたいまつ –
タモはよく燃えるためアイヌ語で「山の神のたいまつ」と名付けられました。アイヌの人々にとって崇高な樹です。
御守の樹と関守石が
その先を紡ぎ繋げる
アオダモ
– 山の神のたいまつ –
– 山の神のたいまつ –
タモはよく燃えるためアイヌ語で「山の神のたいまつ」と名付けられました。アイヌの人々にとって崇高な樹です。
ウメ
– 春告草(はるつげそう) –
– 春告草(はるつげそう) –
「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」この歌は学問の神様・菅原道真が梅に別れを惜しんで詠んだ歌です。
ソヨゴ
– 四脚門の冬青(そよご) –
– 四脚門の冬青(そよご) –
諏訪大社上社本宮の四脚門の横には大きなソヨゴの樹があり、信州の南部では榊の代用として大切にされています。
ヤシオツツジ
– 映山紅(つつじ) –
– 映山紅(つつじ) –
「映山紅最晩 春盡始離披 邨女好顔色 終非宮禁姿」この漢詩は儒学者の廣瀬淡窓が詠んだ歌。ツツジを、村娘の麗しい顔のような花に例え、それは宮中にある美しさとは別物だと言っています。
ヒメシャラ
– 沙羅双樹 –
– 沙羅双樹 –
「祇園精舎の鐘の声」で始まる平家物語。沙羅双樹とはシャラのこと。朝咲いて夜に散る儚い美学があります。
ヤマボウシ
– 吉野の柘枝(つみのえ)-
– 吉野の柘枝(つみのえ)-
日本の神婚伝説の一つに、吉野川の簗にかかったヤマボウシの枝が、美しい女性になったというお話があります。
ベニシダレモミジ
– 手向山(たむけやま) 紅葉 –
– 手向山(たむけやま) 紅葉 –
「このたびは 幣も取りあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに」 菅原道真は、急な旅で神へ捧げる幣(ぬさ)も用意できず、代わりに手向山の紅葉を捧げます、という歌を詠みました。
サルスベリ
– 百日紅(ひゃくじつこう) –
– 百日紅(ひゃくじつこう) –
「百日後に戻る」と約束した王の事を待っていた娘が亡くなり、その娘の墓に咲いた花が百日咲き誇ったと言います。
イロハモミジ
– 錦秋の女神 竜田姫 –
– 錦秋の女神 竜田姫 –
平安京の人々に愛された四人の女神、四季神。「山を織りなす裾模様」とばかりに秋の山を染め上げるのは竜田姫。
ゴヨウマツ
– 媛小松(ひめこまつ) –
– 媛小松(ひめこまつ) –
「ちはやぶる 鴨の社の ひめこ松 よろずよふとも 色はかわらじ」 この先ずっと万代までも(松の葉色の様に、祭の趣も係わる人々も)その風情は変わらないであろうと藤原 敏行は詠いました。
アカマツ
– 影向(ようごう)の松 –
– 影向(ようごう)の松 –
北野天満宮の御神木。立冬から立春前日までに初雪が降ると天神さまが降臨され、雪を愛でながら詩を詠まれます。
青緑の色合いの中にも悠久の歴史を思わせる深みが感じられ、魅了されます。
淡い桜色が愛らしく、あの人に呼ばれるかのような親しげな存在感を感じさせます。
全て個性的で不揃いな形は水の流れによって生まれた大自然の形です。
墨田区霊園 想盆 運営窓口